夏になると、スーパーでも枝豆をよく見かけるようになりますね!
プチッとした食感が美味しくて、茹でるだけで簡単なおつまみになるので、夏場になると食卓の1品として重宝しています。
さて、赤ちゃんの離乳食に枝豆はいつから食べさせて大丈夫なのでしょうか?
気になるアレルギーのことや栄養面、そのままは何歳から食べられるかなど、細かく調べてみました!
赤ちゃんの離乳食に枝豆はいつから大丈夫?
離乳食初期 (生後5~6ヶ月) |
離乳食中期 (生後7~8ヶ月) |
離乳食後期 (生後9~11ヶ月) |
離乳食完了期 (生後12ヶ月~1歳半頃) |
◯ ※形状がなくなるまで すりつぶして |
◯ ※細かいみじん切り |
◯ ※荒いみじん切り |
◯ ※軽くすりつぶして |
枝豆自体は、離乳食の初期から与えることができるようです。
ただし、赤ちゃんの離乳食として枝豆をあげる場合には、
- さやから豆を取り出したら薄皮を取り除く
- すりつぶしたり、みじん切りにするなど月齢や離乳食の進み具合に合った形状に調理する
- 赤ちゃん用に柔らかく茹でる
- 塩分は必要ないので、塩を入れずに茹でる
など、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。
特に、赤ちゃんの離乳食として枝豆をあげる時には、そのままの形状は喉につまらせやすいので気をつけなければなりません。
薄皮を処理している時に、うっかり落としてしまったものを赤ちゃんが口に入れてしまうなど、こちらが意図しなくても食べてしまうことはあり得ますので、注意してくださいね。
枝豆にかぎらず、豆など粒状のものはきちんとすりこぎ棒ですりつぶしたり、みじん切りにするなど、喉に詰まらせない程度の大きさにしてから離乳食に使いましょう。
枝豆をすりつぶすのは、網状のこし器などに押し当てたり、すり鉢でつぶすと簡単にペースト状になります。
出汁などと一緒にブレンダーにかけてしまえば、お手軽に枝豆のポタージュができますね!
多めに作っておいて、製氷機や離乳食用の保存容器などで小分けにしておけば、いつでも離乳食が1品できるので便利です。
(↓ブレンダーはお安いので十分なので、1つあると離乳食作りがとっても簡単になりますよ!)
また、みじん切りも小さくて大変なので、ジップロックなどに入れて軽く叩いて潰しても良さそうです。
赤ちゃんの離乳食に枝豆!薄皮の処理は?そのままは何歳から大丈夫?
赤ちゃんの離乳食に枝豆をあげる時には、茹でてから薄皮を取り除く必要がありますが、いくつかの方法があります。
- 一粒一粒手でつまんで剥いていく
- しめらせたタオルを使って剥くと素早く薄皮が剥ける
- 茹で上がった枝豆をさやから取り出し、たっぷりの水と一緒にお鍋に入れてお玉の背で混ぜる
私はツルンと剥ける感触が好きだったので、指でつまんで剥いていました。
赤ちゃんの離乳食ですので、そこまで量は必要ではないですし、枝豆は冷凍保存ができるので、多めに薄皮の処理をしたものを離乳食用に冷凍しておけば、毎回薄皮の処理をする必要もないので便利ですよ。
また、枝豆をすりつぶしたりせずそのままであげられるのは、赤ちゃんがきちんと咀嚼ができるようになってからなので、大体1才6ヶ月頃が目安とされていますが、赤ちゃんの成長や離乳食の進み具合などは子どもによってかなり個人差があるので、お子さんが「上下の歯でしっかりと食べ物を噛み砕けているか?」を確認してから、そのままの枝豆にチャレンジしてみてくださいね。
赤ちゃんの離乳食に枝豆アレルギーはある?
さて、離乳食で枝豆をあげる場合ですが、気になるのはアレルギーのことです。
枝豆は大豆の成長途中のものを収穫しますので、大豆アレルギーを発症する可能性があります。
では、大豆アレルギーを引き起こす原因とは一体何でしょう?
枝豆も大豆も、タンパク質がとても豊富な食材です。
このタンパク質ですが、過剰に摂取すると腸が消化不良を起こし、免疫細胞が「異物」と判断して、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。
そのため、タンパク質が豊富な大豆を原料とするものは、アレルゲン性が強いと言われるのです。
栄養面を見てみますと、枝豆は大豆よりもビタミンA・ビタミンCなどのミネラルが豊富に含まれています。
また、現代の人には不足しがちな鉄分や、女性には嬉しいイソフラボン、妊婦には必須の葉酸が豊富など、子供から大人まで必要な栄養が含まれていますので、大豆アレルギーにさえなければ、枝豆はとっても便利な離乳食の食材になりますよ。
赤ちゃんの離乳食に枝豆!茹で時間はどのぐらい?
赤ちゃんの離乳食の食材として枝豆を使う場合、茹でる時に塩を入れてしまうと塩分が強くなってしまうので、塩は入れなくて大丈夫です。
また、茹で時間に関しては、通常よりも長めに茹でて柔らかくさせた方が赤ちゃんの離乳食としては食べさせやすくなりますので、目安として5分以上茹でると良いのかなと思います。
(あくまでも目安ですので、ザルにあげる前に1房固さを味見してみてくださいね)
枝豆を選ぶ時は、うぶ毛がしっかりしていてさやがふっくらと緑色のもの、そして枝付きのものを選ぶと新鮮ですよ。
まとめ
枝豆は茹でるだけなので、調理も簡単で美味しいですよね!
我が家の子どもたちも、枝豆は大好物なので、夏場になるとよく茹でておやつ代わりに食べさせています。
大豆アレルギーにさえ気をつければ、枝豆は栄養価も高い食材ですので、ぜひ赤ちゃんの離乳食の食材に加えてみてくださいね!