離乳食に山芋・長芋はいつから?アレルギーは?冷凍保存できる?

Pocket

山芋、長芋、とろろ

独特の粘り気と素朴な風味がとっても美味しい山芋!

子供の頃は特に好きというわけではなかったのですが、大人になってから「山芋って美味しい!」と思うようになり、とろろご飯にしたり、短冊切りにして麺つゆでいただいたりと、そのままでも焼いても揚げても美味しいので山芋の魅力に目覚めました。

しかし、子供ができて、いざ離乳食が始まると、(あれ…?山芋っていつから大丈夫なんだろう?大人でも口の周り赤くなったりするし…)と不安になりました。

そこで!赤ちゃんの離乳食に山芋(長芋)はいつから大丈夫か?アレルギーのことや、冷凍保存できるのかなどまとめてみました。

また、混同しがちな山芋・長芋・自然薯・大和いもなどの違いについても調べました。

赤ちゃんの離乳食に山芋はいつから大丈夫?

離乳食初期
(生後5~6ヶ月)
離乳食中期
(生後7~8ヶ月)
離乳食後期
(生後9~11ヶ月)
離乳食完了期
(生後12ヶ月~1歳半頃)
× ×
※加熱したもの

※加熱したもの

赤ちゃんの離乳食に山芋を使う場合は、離乳食後期頃からとのことでした。

ただし、これは山芋を加熱した状態のものに限ります。

そもそも、山芋で手が痒くなったり、口の周りにがかぶれたりする原因は、山芋に含まれるシュウ酸カルシウムという成分なのですが、このシュウ酸カルシウムは熱によって分解するという性質を持っています。

そのため、山芋を離乳食として食べさせる際には、まず加熱した状態からが良いということですね。

大人でも山芋の皮を向く時など手が痒くなったりするように、赤ちゃんや子供の薄い皮膚ではシュウ酸カルシウムに対して敏感に反応してしまいます。

とろろや生の山芋を食べさせてあげるのは、幼児期(3歳過ぎあたり)からでも遅くはなさそうですね。

ちなみに、山芋自体は食物繊維を豊富に含んだ野菜ですので、お腹の調子を整えてくれる働きが期待できそうです。

山芋・長芋・大和いも・自然薯の違いは?

それぞれ似ているようで、きちんと違いがあります。

  • 山芋・自然薯‥日本が原産
  • 長芋(大和いも)‥外国から持ち込まれたもの

実は、山芋は日本由来のもの、長芋は外来種と本来は別物であり、それぞれの染色体の数も違うことから明確に区別されています。

長芋の中でも地域別に呼び名が変わるものがあり、奈良県の大和いもなんかはその類に入ります。

しかし、最近ではスーパーなどでも長芋を山芋として売られていたりと、山芋と長芋を混同している例はよく見かけられますし、大人でもきちんと違いを説明できる人は少ないのではないかなーと思います。

赤ちゃんの離乳食に山芋、アレルギーはある?痒くなるのはなぜ?

山芋、むかご

山芋には「アセチルコリン」という物質が多く含まれており、このアセチルコリンが人体に作用することで山芋アレルギーを引き起こします。

一般的なアレルギーは、ヒトの免疫機能に反応するのに対し、アセチルコリンの場合は直接人体に影響を及ぼすため「仮性アレルゲン」と呼ばれています。

さて、このアセチルコリンによって引き起こされる山芋アレルギーですが、次のような症状が出るので注意が必要です。

自律神経失調症/血管収縮/血圧上昇/血管拡張による全身の痒み
心拍数低下/血圧降下/動悸/吐き気、嘔吐、腹痛や下痢
気管支収縮やそれに伴う気管支ぜんそくなど

一番危険なのは、山芋アレルギーによるアナフィラキシーショックです。

アナフィラキシーショックは死に至る可能性もあるので、山芋を口にすると体調が悪くなる方はまず山芋アレルギーについて検査を受けられてみてくださいね。

また、山芋を触った時に手が痒くなったり口の周りが赤みをおびることがありますが、これは上でも出てきたシュウ酸カルシウムによるものです。

山芋に含まれているシュウ酸カルシウムは、トゲのような形をした結晶となっており、これが皮膚に触れることで痒みを感じます。

シュウ酸カルシウムは、酸に弱かったり加熱すると分解されるので、皮むきの際に手が痒くなる時は酢水をつけたり、離乳食で山芋を使う際には加熱調理をされてくださいね。

山芋が含まれている食べ物

もし山芋を食べることでアレルギーのような症状が出る場合、他の「山芋を含む食べ物」にも注意されてくださいね。とろろご飯などそのままの状態ですぐに分かるものもあれば、お好み焼きのように見た目では分からないものもあります。

お好み焼き/そば/はんぺん/つみれ/肉団子/和菓子
むかご/カステラやクッキーなどの菓子類(まれに)
ハーゲンダッツやブルーシールなどのアイスクリーム
沖縄のムラサキヤマイモを使用したお菓子
日清チキンラーメン、サッポロ一番塩ラーメン

一部、特定のメーカーの食品を記載しましたが、もちろん山芋アレルギーなどでなければ、気にされることはないと思います!

ハーゲンダッツやサッポロ一番塩ラーメンなんて、私も大好きですし(笑)

ただ、これらの食品に山芋が原材料として使われているということは、あまり一般的には知られていない物もあるかと思います。

また、そばを食べてアレルギー症状が出た際に、そばアレルギーだと思い込んでしまい、アレルギーの本当の原因は山芋の方なのに正確な検査が出来ないということもありますので、もしアレルギー症状を引き起こした場合には、何を食べたのか?症状が出るまでどのようだったのか?など、医師に詳細を伝えることが大切です。

赤ちゃんの離乳食に山芋、冷凍保存できる?

赤ちゃんの離乳食を作る場合、少量しか使わないため、冷凍保存ができると便利ですよね。

意外ですが、山芋(長芋)は冷凍保存をしていくことができます!

皮をむいて、千切りや輪切りなど使いやすい大きさに切ってから酢水につけ、水気を切ってジッパー付きの袋などに入れて冷凍保存します。

保存期間は2週間ですので、その間に食べきってくださいね。

山芋を離乳食作りのたびに皮をむいたり切ったりするのも面倒ですし、特に山芋はただでさえ手が滑って大変ですので、下準備をした状態で冷凍保存しておけば、すぐに加熱して調理ができるので楽ちんですよ!

まとめ

我が家では、長男も次男も加熱した状態のものは大丈夫だったのですが、生の山芋(とろろにした状態)が口の周りに少し付くと赤くなってしまったので、月齢があがるまでは山芋は避けるようにしていました。

幸い、重篤なアレルギー症状を引き起こすまではいかなかったので、3歳を過ぎたあたりからは短冊切りにしたものなど、生の山芋を少しずつ食べていきました。

年齢があがって上手に食べられるようになったというのもありますが、今ではとろろご飯なども美味しそうに食べていますよ!

お子さんの様子を見ながら、ぜひ山芋を離乳食の食材に加えてみてくださいね。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします

Pocket

[ 離乳食に山芋・長芋はいつから?アレルギーは?冷凍保存できる? ]離乳食・食材2017/06/17 10:36