ヒアリに刺されたらどんな症状が出る?対処法、駆除の仕方について

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蟻、アリ、あり

(画像はヒアリではありません)

極小の侵入者ことヒアリですが、2017年5月に日本で初確認されてから続々と、日本各地で発見されています。

今までは港で確認されていたのが、先日はとうとう内陸部でもヒアリが確認されました。

ヒアリについて気をつけなければならないことは、強力な毒針を持っているため刺されないようにすることだと思いますが、万が一ヒアリに刺された場合どのような症状が出るのか、また刺された時の対処法、駆除の仕方など、今後ヒアリを見つけた場合にどのように行動するべきかを調べてみました。

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ヒアリに刺された時の症状は?

ヒアリの持つ毒は、アルカロイド系(ソレノプシン)でこの成分により非常に激しい痛みを伴い、その後無菌性の膿疱になります。

ただ、ヒアリの毒そのものが直接死に至るものではなく、ヒアリに刺された時の症状は人によって大きく異なります。

ヒアリに刺された時の症状:軽度

ヒアリに刺された瞬間は熱いと感じるような激しい痛みが走り、その後痒みがあります。10時間ほど経つと膿疱ができます。

ヒアリに刺された時の症状:中度

ヒアリに刺されてから数分後~数十分後に、刺された部位を中心に腫れが広がり、部分的または全身にかゆみを伴う発疹(じんましん)が出ることがあります。

ヒアリに刺された時の症状:重度

ヒアリに刺されてから数分~数十分で息苦しさ・声の枯れ・めまい・激しい動悸などが起こり、進行すると意識を失うこともあります。重度の症状の場合は、即時型のアレルギー反応のアナフィラキシーである可能性が高く、放置すると死の危険性があります。

アナフィラキシーとは?

人間のカラダには、ウイルスや最近など何らかの異物が侵入してきた際に体内に「抗体」がつくられ、その外敵をやっつけようとする「免疫」というしくみが備わっています。

ただ、この免疫機能が過剰に反応してしまうと、かゆみ・くしゃみ・炎症などが表れます。これらの免疫機能のエラーをアレルギーと言い、アレルギー反応の中でも極めて短時間で症状が悪化するものをアナフィラキシーと呼びます。

ヒアリに刺された時の対処法は?

病院、診察、受診

万が一ヒアリに刺された場合は、まずは落ち着いて20~30分ほど安静にして症状や体調の変化がないか様子を見てください。

殺人アリなどの別称からイメージが先行してしまいがちですが、上述したようにヒアリの毒そのものが直接死に至るほどのものではなく、ヒアリに刺されたことにより命を落とす方のほとんどはアナフィラキシーショックによるものですので、まずは落ち着いて症状の変化を見てくださいね。

症状が悪化することがなければ、その後ゆっくりと病院で受診されてください。

(この間に明らかに症状が悪化するようでしたら、速やかに救急対応のある病院などで診察を受けてください。)

症状が急速に進み、悪化するようであればすぐに一番近くの病院(救急受け入れのある病院であればなおよしです)にて、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてすぐに治療してもらってください。

ヒアリの駆除の仕方は?

万が一ヒアリを発見した場合は、やみくもに近づこうとはせず、速やかに地方自治体の保健所や環境事務所などに連絡をしてください。

ただ、必要に応じて駆除しなければならないことも出てくるとも限りませんので、ヒアリの駆除の方法を3つご紹介したいと思います。

熱湯をかける

一番簡単な駆除の方法は、熱湯をかけることです。熱湯が直接かかる範囲のアリは死にますが、アリ塚の深部にいるヒアリには効かないため、実効性に欠けるのがデメリットです。

液剤をまく

巣穴に直接液剤を散布します。市販の液剤でも効果はありますが、専門の駆除業者による高圧散布の方が高い効果が得られます。(余談ですが、ヒアリ関連でフマキラーの株価が上がっていましたね。)

液剤に触れたヒアリはもちろん、液剤がかかったヒアリがアリ塚に戻って他のヒアリに接触しても駆除効果を発揮しますが、難点は他の昆虫類にも影響を及ぼすことです。

ベイト剤を設置する

顆粒状・ゼリー状のベイト剤(毒エサ)をヒアリの行列内や、巣穴周辺に設置します。働きアリが毒エサを巣穴に持ち帰ることにより、アリ塚の深部まで駆除効果が期待できます。即効性はないため時間はかかりますが、熱湯や液剤よりも確実に駆除することができるのがメリットです。

液剤やベイト剤は、確実にヒアリの巣があると判明している場合に有効だと考えられます。

やたらに毒エサなどを設置してしまうと、在来種のアリも死滅させてしまう可能性があり、日本の生態系そのものを弱らせてしまい、かえってヒアリを住みやすくさせてしまう恐れがあるためです。

 

まとめ

ヒアリが確認されている地域の中に私の住んでいる場所も含まれているため、今後の動向が気になるところですが、やみくもに虫を駆除しても仕方がないので、ヒアリについて正しい知識を持つことが大切かなと思いました。

子供たちもニュースを見て気になっているようで、「茶色みたいなアリ見つけたら触っちゃダメなんだよね!」と自分なりに勉強しているようです!(ただ他の虫はがんがん触ろうとするので、それはやめて欲しいのですが…汗)

良かったら、コチラの記事も参考にしていただけたら幸いです!

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[ ヒアリに刺されたらどんな症状が出る?対処法、駆除の仕方につい... ]ニュース・話題2017/07/11 15:40