春から夏にかけて、鮮やかな食材がお店に並び始めますが、中でもそら豆は美味しくて栄養価も高く、茹でるだけで立派な1品になるので、主婦にも嬉しい食材です!
赤ちゃんにもそら豆など、せっかくなら旬な食材を食べさせてあげたいですよね。
そこで!今回は、離乳食にそら豆を使う場合のポイントをまとめてみました!
離乳食にそら豆いつから大丈夫?
離乳食初期 (生後5~6ヶ月) |
離乳食中期 (生後7~8ヶ月) |
離乳食後期 (生後9~11ヶ月) |
離乳食完了期 (生後12ヶ月~1歳半頃) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
そら豆は、離乳食初期から与えて大丈夫な食材です!
離乳食初期は、扱える食材も限られていますので、もし赤ちゃんの口に合うようでしたら、そら豆も離乳食食材のレパートリーに加えてみると、レシピの幅も広がりそうですね。
また、茹でるとほっくりと柔らかくなり、ペーストにもしやすい食材ですので、一度茹でてすり潰しておけば、離乳食作りも簡単になりますよ!
また、そら豆は冷凍保存もききますので、茹でてペースト状にしたら、氷を作る時の製氷皿やフリーザーパックなどに入れて小分けにしておくと便利です。
一般的なそら豆の茹で方は?
次に、そら豆の茹で方についてご紹介いたします!
豆類全般に言えることですが、さやから出した状態で売られているものは鮮度が落ちやすく、味も悪くなってしまうため、なるべくさや付きのものを買って、家で茹でると美味しく食べられると思います。
そら豆の茹で方
- そら豆…400~500g(さや付き)
- 塩 … 茹でる水に対して2%
※水800mlに対して塩大さじ1(15g)ほど
- 下ごしらえとして、さやから取り出したそら豆に切り込みを入れる
(黒い筋とは反対側の部分に浅く1~2センチほど。こうすることで、実を取り出しやすくなります) - ゆで時間は2分半~3分ほどで大丈夫です
一つ食べてみて、固さなど大丈夫であればざるにあげましょう
一般的なそら豆の茹で方をご紹介しましたが、離乳食でそら豆を使う場合は、塩なしで茹でた方が良いかもしれません。
あまり塩を効かせすぎてしまうと、塩分の摂り過ぎにもなりかねませんので…。
そら豆のさやは、中が白くてフワフワしていてまるでベッドのようですよね~。
長男も一緒にそら豆のさやを取るお手伝いをしてくれるので、食育にもなっていいなと感じます。
そら豆を離乳食にすると、アレルギーはある?ソラマメ中毒とは?
そら豆は、厚生労働省が定める「アレルギー品目」(アレルギーを引き起こしやすいとされる、特定の食品のこと)には入っておりませんが、もし大豆など他の豆類にアレルギー反応があった場合は、注意した方がよいでしょう。
また、アレルギーとは別に、そら豆に関して気になるのは、ソラマメ中毒という一種の食中毒を起こすことがあるそうです。
ただ、ソラマメ中毒は主に地中海海岸、北アフリカ、中央アジアなどでよく発症報告があるようですので、地域性や遺伝的要素(そら豆を主食として食べているか、その量など)も高いと見られているので、日本ではあまりソラマメ中毒の発症例がないことから、そこまで危険視する必要はないかと思われます。
まとめ
実は、大人になるまでそら豆を食わず嫌いしていた私…(笑)
周りの人達が「匂いが…。」とか「臭いんだよね~。」と、そのことばかりピックアップするので、(そんなものをなぜ食べなきゃならんのか。)と思い、小さい頃から全く口にしなかった記憶があります。笑
大人になってから、初めてまともにそら豆を食べてみたところ…めちゃくちゃ美味しい!!
あぁ~ただの食わず嫌いだったんだなぁ…と少し後悔する自分がいたのでした(笑)
我が家の子供達は、長男は少し偏食気味なところがあるので、そら豆は「何か苦い。」と言って好きではなく、次男は喜んで食べるぐらいなので、兄弟でこうも違うのか~と、楽しんだりもしています!
そら豆は鮮やかな緑がキレイですし、旬の食材を食べられる良い機会なので、ぜひ離乳食にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?