ゴールデンウィークや夏休み、お正月など子供向けの映画がたくさん上映される時期がありますが、そんな時に小学生や中学生のお子さんから「友だちと映画を観に行きたい。」と言われる機会も出てくるかと思います。
親としては、子供だけで映画を観に行くのは心配にもなりますが、年齢によっては子供にとって良い体験にもなりますよね。
では、いったい子供だけで映画館に入場できるのはいつからでしょうか?
また、親が同伴する場合、何時まで映画を見ても大丈夫なのか、そのあたりのことについても調べてみました!
小学生や中学生、子供だけで映画館に入場できる?
結論から言いますと、小学生以上になれば子供だけで映画館に入場することができます。
つまり、小学生になれば子供だけで映画を見ることができるのです!
映画館によっては、「小学生以上の方がいる場合には子供だけでも鑑賞できます。」とアナウンスしているところもあるので、極論を言えば、小学生の子供がいれば幼児(小学校就学前の未就学児)が一緒でも映画をみることができるということです。
しかし、映画館側が許可していても、果たして子供だけで映画館に入場しても良いのかどうか…親としてはきちんと考える必要がありますよね。
ひとえに「小学生」と言っても、小学1年生と6年生では身についている知識も行動もまるで違います。
また、映画館は大丈夫であっても、通っている学校の規則で学区外への外出が禁止されていることもあります。
考慮すべきポイントとしては、
- 映画を見るのは初めてなのかどうか
- その映画館に行ったことがあるのかどうか
- 誰と一緒に行くのか
- 学校の規則はどうなっているか確認する
- 座る場所は出口や通路に近いところに配慮する
- 親から離れても自制心を持って動けるかどうか(お喋り、飲食などのマナー)
- 万が一のことがあった場合にどう行動するか伝えておく
などが挙げられるかなと思います。
親が一緒の場合、子供は何時まで映画を観られる?
親が同伴する場合は、各都道府県ごとに定められた青少年育成条例により、映画の終了時刻が23時(大阪府は22時)までのものであれば子供と一緒に見ることができます。(※2017年5月時点)
- レイトショーなどの、終了時刻が23時を超える映画は、親が一緒であっても18歳未満の子どもは入場することができません。
- また、大阪府では16歳未満で保護者同伴でない場合は、終了時刻が19時を過ぎる上映回には入場することができません。
- 岐阜県と高知県においては、保護者同伴でない場合は終了時刻が22時を過ぎる映画は鑑賞することができません。
このように、各都道府県ごとの条例などにより、多少時間が違っていたりするので、ご注意くださいね。
まとめ
私自身、初めて子供だけで映画を見たのは確か小学1年生の時だったと記憶しています。
1個上の近所のお姉さんと一緒に、アニメ映画を見に行ったのですが、映画館ではなく地元の公民館みたいなところ?でほとんど子どもたちのみで鑑賞するような上映会で、会場まで送り迎えしてもらった覚えがあります。
とは言え、小学校低学年の女の子が2人だけで映画を見るのは、今の時代だとちょっと考えられないかもしれませんね。
今は映画館の形態や事情なども様変わりしていますし、子供だけで映画を観に行く場合には、親子で事前にきちんと話し合った上で決めたほうが良いかもしれませんね。
ただ、映画を見ること自体は子供にとっても良い経験になりますし、感性も刺激されます。
周りの方への配慮も忘れずに、良い映画体験ができるといいですね!