赤ちゃんに母乳をあげている授乳期は、母乳が出やすいようにと食べ物や飲み物に色々と気を使ったりしますよね。
とくに、授乳期は喉が乾きやすく、水分をたくさん摂取するようになりがちですが、授乳期におすすめの飲み物はどんなものでしょうか?
また、母乳にいいハーブティーのことなど、私の経験談も含めてご紹介いたします!
授乳中におすすめの飲み物は?
普段の生活の中でも、人間は2リットルほどの水分が必要とされており、授乳中になるともっと必要となります。
理由は、母乳のおよそ8割が水分からできているためです。
- 夏場…4~5リットル
- 冬場…3リットル
目安としては大体このぐらいのようですが、これを全部糖分たっぷりの飲み物にしてしまうと…身体にも母乳にも良くないことは想像がつきますよね。
では、授乳期の母乳にいいおすすめの飲み物とは一体何か?見てみましょう!
黒豆茶
妊娠中~産後にかけて、女性ホルモンのバランスが急激に変化するため、その変化に身体が付いていかず、情緒不安定になる場合があります(マタニティブルーズ)。
黒豆茶は、イソフラボンを多く含み、女性ホルモンのバランスを整えてくれる働きがあるので、妊娠中~授乳期におすすめの飲み物の一つです。
また、身体を温めてくれるので、冷え性にも効果が期待でき、血流を良くすることで母乳の分泌を促したり、乳腺炎の予防にもなるかと思います。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
たんぽぽ茶やたんぽぽコーヒーで使われるたんぽぽ根は、土の中にあるので、大根や人参、しょうがなどのように身体を温めてくれます。
また、鉄分やビタミンB2などの成分が含まれており、カルシウムやマグネシウムなども摂ることができるので、妊娠中~授乳期にかけておすすめの飲み物です。
ルイボスティー
数年前から、アンチエイジングなど美容効果が高いことで注目を浴びたルイボスティーですが、授乳中のママにもおすすめの飲み物です。
ルイボスティーには、亜鉛やミネラル、マグネシウムなどが豊富に含まれているため、身体を冷やさない・血流を良くしてくれるなどの働きをしてくれます。
ごぼう茶
ごぼう茶も、一時期若返り(アンチエイジング)やダイエット効果があるとして話題になりました。
ただ、ごぼう茶は個人的に、少し味にクセがあるので、好みが分かれる飲み物かなと思います。
商品によっては、かなりごぼうの風味が残っているものがあったり、また冷えてしまうとかなり味の風味が変わったりします。
我が家は、私は個人的に好きで授乳期や今も時々飲んでいるのですが、子どもたちはやっぱり飲めませんでした…。(黒豆茶やルイボスティーは好んで飲みます。)
甘酒
甘酒は、飲む点滴と呼ばれるほどで、とてもバランス良く栄養が含まれています。
ビタミンB郡、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、ブドウ糖、食物繊維などが豊富に含まれていますし、何よりたくさんのエネルギー源を必要とする授乳期のママにはピッタリの飲み物です。
ただ、1点だけ注意したいのは、甘酒の種類です。
甘酒は、「米麹から作るもの」と「酒粕からつくるもの」の2種類があり、酒粕から作るものはアルコールが含まれますので、なるべく米麹から作られた甘酒を摂るようにしてくださいね。
青汁
ちょっと変わり種ですが、青汁も手軽に栄養素が摂れる飲み物なのでオススメです。
ひと昔前は、青汁と言ったら苦くて美味しくない…というイメージでしたが、最近は本当に味も美味しくて飲みやすい青汁が増えました。
もちろん、青汁ばかり飲めば良いわけではないですが、「ちょっとお茶ばかりで飽きたなぁ…。」という時に、いかがでしょうか。
ヤクルトの『フルーツ青汁』は、全然青汁っぽさがなく、すごく飲みやすかったですし、ドラッグストアなどで気軽に買うことができますよ~。
母乳にいいハーブティーの種類は?
さて、こちらでは母乳にいいハーブティーの種類をご紹介したいと思います!
ハーブティーは本当に様々な種類や効果がありますし、何より香りなどのリラックス効果が高いと思いますので、お好みのものを見つけてみてくださいね。
ラズベリーリーフ
ネーミングにラズベリーと入っているので、甘酸っぱい味を想像しがちですが、ほうじ茶や緑茶のようなあっさりとした味です。
陣痛を和らげ、子宮の収縮をサポートしてくれるので、妊娠後期(※妊娠初期~中期は子宮収縮を促す可能性があるため避けてくださいね)から産後、授乳期にかけてオススメのハーブティーです。
レモングラス
レモンのようなスッキリとした味わいのレモングラスは、リフレッシュ効果があり、またリンパの流れを良くし代謝を促してくれるので、母乳の出を良くしてくれます。
フェンネル
スパイスなどとしても使われるフェンネルは、独特の風味が特長です。
カレーの風味に似ているので、ある産院ではこのフェンネルを使ったカレーが産後の病院食として有名なほど。
ネトル
「血を作るハーブ」とも言われるネトルは、産後の授乳期にオススメのハーブティーです。
母乳は血液から作られるため、母体の血液が不足していては母乳の量も増えにくくなってしまいます。
ネトルは、造血作用があるため、母乳の量を増やし、母乳の出を良くしてくれる働きがあります。
カモミール
冷え性改善や、リラックス効果が高いカモミールも、授乳期におすすめです。
カモミールは、ラズベリーリーフ同様、子宮の収縮を促す恐れがありますので、妊娠後期以外に飲むのは注意してくださいね。
母乳の出が良くなるハーブティーはたくさんありますが、私が試して効果があったのはAMOMAのミルクアップブレンドです!
AMOMAのミルクアップブレンドは、ティーバッグになっていて、お湯を沸かしてカップに入れるだけで手軽にハーブティーが飲めてとっても便利でした!
しかも、ハーブティーを飲んでからしばらくすると、胸が張ってくるのが分かるほど母乳の出が良くなりました(※個人の感想です)。
私がAMOMAのミルクアップブレンドを飲んでいたのは、2人目を出産した時だったのですが、1人目の時と違い胸の張りが全然無かったので、母乳が足りているか心配になり、母乳の出が良くなるハーブティーを試してみました。
結局次男は1度も粉ミルクを飲むことなく完全母乳で育ち、私も乳腺炎などのトラブルもなく過ごすことができました!
6月の出産だったため、母乳を一番飲む時期は夏場の暑い時期だったのですが、ハーブティーはリラックス効果もあったので、ホットの飲み物を飲むのも特に苦ではなく、また冷めても普通に飲めました。
まとめ
いかがでしたか?
母乳をあげている時期は本当にわずかな期間ですので、乳腺炎などのトラブルはなるべく避けたいですよね。
お好きな飲み物を好きなだけ…という訳にはなかなかいきませんが、お好みのハーブティーなどを見つけたり、ぜひ授乳期間を楽しく過ごせるような飲み物を見つけてみてくださいね!